すず虫の卵は、米粒みたいな形をしていて大きさは長さ約3mm・幅約1mm大きさをしています。
すず虫が成虫になって1か月位で、オスが死に、メスは卵を生んでから死にます。メスは土の中に卵をたくさん生み付けます。死んだすず虫や腐ったエサを取り除き、土に湿り気を与え、乾燥しないように冬の間管理をします。
*土の中に卵が入っているので、土をかきまわさないようにします。
*冬の間は暖房の効いた部屋、すず虫の卵が凍るような場所ではなく温度差の少ない場所で保管をして下さい。(例えば玄関の下駄箱の下など)
自然のすず虫は翌年の5月~6月にふ化が始まります。飼育環境・地域により異なります
生まれたてのすず虫の幼虫は白い色をしています。数時間程で黒色に変わっていきます。すず虫は生まれた時から触覚が体よりも長いのですず虫の幼虫か分からないとお問い合わせがよくあるのでその辺りも1つの目安にして見てください。
すず虫の幼虫が生まれてきたらキュウリ・ナス・当社の粉末エサを与えてください。すず虫の幼虫は生まれてすぐからキュウリなどを食べます。エサは3日に1回エサが腐る前・エサが乾燥する前にとりかえて下さい。
ケース内が窮屈だと共食いの原因や上手く脱皮が出来なくなりますので成虫になるまでに何回かケースを分けて頂くと元気な大きなすず虫が育っていくと思います。
*とても小さい幼虫の移動は大変ですがハガキなどをケース内に立てかけているとすず虫の幼虫がとまるのでそ~っと別のケースに移動させ軽くトントンとハガキをたたくとすず虫の幼虫が下りてくれます。ケースの中にハガキなどを立てかけたままにしているとケースの蓋の隙間などから逃げる可能性があるのでご注意下さい。
大きくなったすず虫はつかんだりせず静かに手にとまらせて移動させてあげて下さい。